アイ・i の仕組み

アイ・i は障がい者の自立した生活を目指し,新しい働き方を提唱します。

近年,障害者自立支援法などの法制定がなされ,障がい者に関連した施設や団体の事情も刻々と変化しつつ あります。そうした中でアイ・ワークスでは障がい者の新たな働き方を利用者とともに作りたいと考えています。

アイ・i だからこそできる自立への支援

アイ・i は障がい者の経済的,精神的に自立した生活を目指します。

現状の福祉団体の事業形態と利用者の収入

現在の多くの福祉団体の収入は
『企業からの工賃』,
『利用者からの利用料』,
『国から助成金』
3つで成り立っています。しかし,利用者の収入にあたる『企業からの工賃』は,多くの利益を得る仕事が非常に少なく そのため利用者が経済的に自立した生活を送ろうにも,満足のいく収入を得ることが難しいのが現状です。

アイ・i の事業形態と利用者の収入

アイ・i では企業との関係を密接に築くことで
『企業からの工賃』,
『利用者からの利用料』,
『国から助成金』
上記3つの収入に加え,
『自社の自主的営業による,ブランド商品の製造および販売』
という新しい収入源を考えています。
競争力のあるブランド製品を販売することにより多くの収入を得ることを容易にしています。多くの収入をえることで利用者により多くの 給金を支払うことができ,障がい者の経済的に自立した生活を目指します。

アイ・i だからこそできる長期的な経営

アイ・ネット輪ゴム製品

アイ・i はその協同関係先にメーカーである(有)アイ・ネットが存在します。 (有)アイ・ネットは海外に生産拠点を持っており,他団体に頼ることなく仕事や製品の供給をおこなうことができます。
他業者に負けない競争力を持つアイ・ネットがバックアップすることで,安定した収入を得るとともに時間をかけて 利用者自身がどのように社会に貢献していくかをじっくり考えていくことができます。

ゴミ袋販売の利点

ゴミ袋はあらゆる自治体や組織,企業などで生活必需品として使用されており,販売先は非常に多く存在します。
また,時期や季節に関係なく使用され,消耗品であることから一定した売り上げを確保することができます。
加えて,行政には障害者優先調達推進法という『障害者就労支援施設などから優先的に物品などを調達しましょう』という ルールがあります。行政にこの優先調達推進法を適用していただくことで,行政にとっても買いやすい商品になります。
このようにゴミ袋は安定した収入を得るアイテムとして最適です。